メニュー

予防接種についてQ&A

予防接種についてのQ&A

なぜ予防接種を受けるのでしょうか?

予防接種を受けないとどうなるのでしょうか?

病気にかからないため? 重症化を防ぐため?

なんとなくはわかるけど・・・

保護者の方々が必ず気になる予防接種のことについて、Q&A形式でお答えしてみました。

他にも気になることがあったら気軽にお尋ねください!

Q. 予防接種は誰のためにするものですか?

A. もちろん、接種する本人のためです!と、言い切りたいところですが、予防接種には2つの大きな考え方があります。1つは「個人免疫」もう一つは「集団免疫」です。予防接種をした本人がその病気にかからないようになることを「個人」に「免疫」がついた状態=「個人免疫」と言い、個人免疫を獲得した人がたくさんいる状態を「集団免疫」と言います。集団免疫の状態になることで、生まれたばかりの赤ちゃんや強いアレルギー体質が原因でどうしても予防接種を受けることができない人が、その集団にいても病気にかからずに済むようになるのです。

たとえば、水ぼうそう(水痘)のワクチンがあります。水ぼうそうは普通の免疫力のある子どもが罹患しても、発熱と発疹が出るだけで命に関わるような状態になることはほぼありませんが、生まれつき免疫力の低下している病気を持っている子どもや、抗がん剤による治療を受けている人々にとっては非常に怖い感染症なのです。

one for all, all for one. 予防接種をたくさんの人が受けることで、受けた人以外にも救われる命があることもぜひ知ってください。

Q. 予防接種のスケジュールが難しすぎます・・

A.たしかに複雑すぎます。特に生まれて1歳未満の予防接種スケジュールは複雑極まりないですし、予防接種のスケジュールアプリもたくさん出て何を選べば良いのか困りますね。私も困りました笑

当院では日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールと、「Know☆VPD!VPDを知って、子どもを守ろう。」 のサイトに準じて予防接種のスケジュールを患者さんに提案しています。上記2つの情報は非常に信頼できる情報源として、私を含め全国の小児科医が利用しております。

予防接種の接種履歴管理について、「harumoワクチンケア」アプリを当院ではおすすめしています。これはよくあるアプリと違って接種履歴をクリニックが入力するため、ワクチンの製品番号などもしっかり記録に残ります。近々母子手帳も電子化されるようですが、その前段階として開発されたアプリになっています。特に1歳までの予防接種の種類、回数が多い時期に利用されるとよいでしょう。

当院で接種されたお子さんには、次回接種の時期、種類について看護師より説明させていただいております。気になることがあれば遠慮なくお聞きください。

Q. スケジュールからずれてしまった場合はどうすればよい?

A. 様々な事情で予防接種がスケジュール通り接種できないことがあります。多少のズレはあまり影響ないことが多いですが、予防接種の種類によって、無料で接種できる期間が定められていますし、期間が空いてしまうと接種回数が変わっていまうものもあります。個別でのスケジュール調整が必要になりますので、お電話等でお答えできかねることがあります。ぜひ一度ご来院の上医師、看護師といっしょに確認しながら再スケジュールしましょう。

Q. 任意接種の予防接種は定期接種の予防接種より重要ではないのですか?

A. 重要度ではなく、制度上の違いとして任意接種と定期接種が分かれています。定期接種は国または自治体が費用を負担してくれるワクチン、任意接種は定期接種と同様に接種推奨年齢などが明確にあるものの、費用については個人負担(一部自治体では助成あり)となっているため、重要度の違いと思われても仕方ないですよね。日本は欧米諸国の予防接種の導入に比べると、やや遅れていると言われています。1歳になったら接種できるおたふくかぜワクチンがありますが、麻しん風しん、水ぼうそう(水痘)と並んで非常に重要なワクチンであるにも関わらず、日本ではまだ任意接種となっています。自治体によっては助成金が出てており、定期接種化が強く望まれます。男子への子宮頸がんワクチンも主要な欧米諸国では無料化されており、日本では2027年ごろに定期接種化される動きがあります。

Q. 予防接種の副反応が怖いのですが、接種した方が良いのでしょうか?

A. 全ての予防接種には副反応のリスクがあります。数ヶ月で消失する注射部位の硬結(しこり)といった軽度のものから、後遺症が残ってしまうような重篤なものまで、保護者の方々が心配されるのも無理はありません。予防接種を受けることによって得られるメリットと、非常に低いけど起こり得る副反応のデメリットのどちらをとるかは、最終的には保護者の方の判断ということになります。メリットがデメリットを大きく上回るという膨大なデータが存在しているため、私を含めほぼ全ての小児科医は少なくとも日本で定期接種・任意接種として施行されている予防接種について接種を推奨しています。

お問い合わせ

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

Chat Icon